masaka says
アンドレア・マンツォーリの「アブストラクト・パッセージ」を、フェルナンド・カイーダ・グレコの演奏で。I~VIの6部から成り、草稿に基づいてVc奏者が即興演奏するのに合わせ作曲者がその場で指示を加えていくという。無音の中の軋みから激しいノイズ、電子変調まで。「永続性からの論理」はグリッサンドを多用して形が溶けるよう。ウンベルト・ペドラリオの「ポリフォニーI、II」は限られた音をにじませたり。パオロ・ロサートの「影I、II」は静から動へ。アレッサンドラ・ラヴェーラの「不―安定な均衡」「強度の衰退」はハーモニクスに焦点、アレッサンドラ・ベッリーノ「2つの間奏曲」は広い音域を自在に行き来し、ソニア・ボー「序奏、間奏曲とカプリッチョ」は高度に技巧的。Tactus TC960004 #nml