masaka says
ブルジッタ・ミュンテンドルフの「聴き入る」を、コンソード+スンクム+ジョッケの演奏で。Fl+Cl+Sax+Vn+Vc+Cb+打という編成でウェーベルンの「6つのバガテル」を拡大鏡で見るようにしてつくったという(reinhören)。「聴く」(Hörzu)はE音のファンファーレ崩れのような素材を中心に、軸を移動しながらいろいろ入り混じる。エルナズ・セイディの「フレームI」は奇怪な不協和音斉奏から低音と金属音やプリペアドPfが残るというパターンが繰り返される。ゴードン・カンペの「Schnulzen」は複調を用いたり面白いところもあるが大半が耳障りな雑音。Dreyer Gaido DGCD21128 #nml