masaka says
スヴァトプルク・ハヴェルカの「神と魂との対話」を、カミル・ドルツァル+ハヴェルカの演奏で。微分音的な音のズレが静謐さの中に隠された異質要素を垣間見せる。マレク・コペレント「カント・エスパンシーヴォ」も微分音とグリッサンドを混ぜながらの独白。ハヌス・バートン「ClとSQのための協奏曲」は緩やかな中に特徴的なグリッサンドの1楽章、土の香り×モダン感覚の2楽章、神秘的なppに終始する3楽章。ズビニク・マティユ「禁断の石碑」はCl+Hpで懐かし気な響きを装いながら放蕩な要素が顔を出す。ペトル・ポコルニー「山の夏の夕暮れ」は2Clの幻想的呼びかけ。ピーター・グレーアム「異なる幾何学」は移ろい行くアルペジオ。Supraphon 81-1397-2 #nml