masaka says
ジュリアン・マラウッセナの「持ち運べるアトリエ」を、デュオ・ザンプの演奏で。最弱音から動物の唸り声のような低音、そしてグリッサンド。ぶつ切りの音素材を並べてみせるアコーディオンのデュオ。フアン・アーロヨの「ソスペソ」は微分音アコーディオンを用い振動音やら圧迫音やら。バスティアン・ダヴィドの「オン・オフ」は微分音と通常のアコーディオンによるデュオで密集和音を。ビクトル・イバラ「線の研究」は一つの音が太さを変えたり滲んだり。ダヴォル・B・ビンチェ「コピー・ペースト」はマーラーやピアソラらの引用から。レジス・カンポ「光」は笙を模したようでいながら微分音的にずれていく。さらにファニー・ヴィセンス/ジャン=エティエンヌ・ソッティの短い導入とエピローグ。Initiale INL05DBI #nml