masaka says
ユリス・カールソンスの「ピアノ・ソナタ第3番」を、ユリス・ジュヴィコフスの演奏で。かなり執拗な反復音をベースにモチーフが少しずつ姿を変えていく。遅い楽章は最小限の音で、親しみやすく始まって期待を逸らすアレグレットに、マシンと化すかのような終楽章。「サイン」はFl+Cl+Pfでやはり反復音がベース。「静寂の音」はFl+Vn+Pfで各楽器の響きを重視。「砂の時間」はTen+Pfの分かりやすい調性的歌曲(終曲のみ少し変化)。「夕べの祈り」は何かの間違いのようなメロウなサウンド。「希望の苦痛の夜想曲」は短いCemb独奏で単線的に思考が彷徨うが途中で暴れだしトリスタンの模倣で終わる。SKANI LMIC106 #nml