masaka says
ジャン=ピエール・ゲゼックの「シュクセシフ・シミュルタネ」を、オーリアコンブ+トゥールーズ室内管の演奏で。12弦楽器(4-3-2-2-1)で不協和音クラスターの色の変化を描き、短↘長音で下降する動機やトレモロが細い線描のように。リゲティの「ラミフィカシオン」もやはり12弦楽器で、四分音だけ調弦をずらした2群に別れて模糊とした音のクラスターが広がっていく。アンドレ・ブクレシュリエフの「影」は、静かな弦和声上のゆっくりした移ろいが、低弦の動機をきっかけに変容するも、また元のような流れに。の繰り返し。ベートーベンへのオマージュだという。Erato 190296766756 #nml