masaka says
ヴィキンタス・バルタカスの「ドバイへの昇降機」を、アンサンブル・ヴィリニュスの演奏で。ドバイの街で録音されたさまざまな音を電子処理してコラージュし、アナーキーな合奏の音と組み合わせた。工事の騒音、コカ・コーラやソニーエリクソンの広告などがおまけでなく音楽の一部になっているのが面白い。「スモーキー・アーノルド」はFl+Cl+Vn+Vc+Pfで、「月に憑かれたピエロ」の、特に「郷愁」の別トラックとすることを念頭に書かれたと。「ウロボロス・ツィクルス」は、同一音が上下に広がって厚みを増していく中でSopが語り歌うouroborosと、トリル素材が途切れながら灯る(co)ro(na)が、(d)ou(ble)で繋がれる。らしい。Kairos 9120040732134 #nml