masaka says
デイヴィッド・M・ゴードンの「新・慰めの歌」を、ファー・ソングの演奏で。通常のピアノと1/4音低く調弦された微分音ピアノを一人で弾き、四分音トレモロからただれていく歌のない聖歌が奏でられる。「受肉の神秘」はSop+Vn+オートハープが加わり、シリアのエフレムなる14世紀の詩人のテキストを用い、秘教の祭儀のような突き抜けた音が繰り広げられる。「父よ静かなる精霊を与えよ」は作曲者の祖父の賛美歌をスウェーデン語にしてSop+Pfで寂しげな民謡風。けっこうインパクトある1枚。INNOVA049 #nml