masaka says
ブーレーズの「ドメーヌ」を、ニコラ・バルデイルー+フランス放送フィル団員の演奏で。クラリネット独奏のみの版もあるがこれは21楽器のアンサンブルを伴うもの。楽器は6つのグループに分かれ、その間を独奏者が移動して対話する。Clの特殊奏法も各楽器の音色も多彩で、面白い。「二つの影の対話」はその派生作品だそうでCl+テープに録音したClのデュエット。併録ミカエル・ジャレルの「アソナンス」は、やはり他の独奏やアンサンブルの版もあるようだが、ここではCl独奏。間の多い前半から忙しい中間部を経て瞑想的な末尾部へ。ブルーノ・マントヴァーニの「バグ」はさまざまな技巧を駆使するCl独奏曲。Klarthe Records KLA101D #nml