masaka says
ダヴィデ・アンツァーギの「エーコ」を、アクローム・アンサンブルの演奏で。Vc+Pfでハーモニクスを多用する薄い響きに装飾的なピアノの音形。最後に深いところにも降りて素朴な歌になる。「亡霊」はVn+Pfで同じように薄い響きで始まるが揉め事のような対話も含む。「ソアヴォディア」はCl+Pf、「悲しい鳥」はPicc+Pf、「せめて翼を」「ラベスコ」「月の賛美」はFl+Cl+Vn+Vc+Pf(+Vib&打)で、静かだったり動きがあったりするがどれも薄い響き。「ラチェルト」もほぼ同じ編成だがやや騒々しいカオスを含む。演奏/録音の印象もあるが、総じて儚い感じ。楽譜がほとんど全てPDFで公開されている。Da Vinci Classics DV-C00121 #nml