masaka says
エミリアーノ・トゥラッツィの「フルートとチェロのためのコンポジション」を、ベアトリクス・ワーグナー+ブルカート・ツェラーの演奏で。暗闇の静寂の中でときどき刃が光るように走り抜けたり、薄暗がりになってただよったり、墨絵のような世界。併録「テナー・リコーダーのための~」は(事前録音された?)基音に向かって、あるいはそこからの上行グリッサンドをゆっくり繰り返す。「Quelli che vivono」(生きている人々?)は電子音(あるいはいろいろぶつかる音)と木管&弦&打8人による、切り詰められた音(の消失点)の重なりで、まさにタオという感じ。不思議。Stradivarius STR37122 #nml