masaka says
津田論壇時評は、第二次安倍政権についてこき下ろす論と、評価できると根拠をあげて示す論を並置してみせ、その分裂した状況は、「ナショナリズムと政府主導の(リベラルな)経済運営の独特なミックス」が、一致点のない社会に「時代適合的」だという宇野重規の見立てでまず折り返す。そして問題を指摘する論が「安倍政権で噴出した問題とは、安倍前首相個人にその責があるのではなく私たちそのものの問題である」という点で共通すると結ぶ。いや、そういう側面は確かにあるだろうが、責任がないとは到底言えないのでは