masaka says
ジョン・ゾーンの「カーニー」を、シュライエルマッハーの演奏で。ジャズの即興にクラシカルのもじりや前衛もどきがまぶされる。トム・ジョンソンの「タンゴ」は単純な繰り返しの遊び。ニコラウス・リヒター・デ・ヴロエ「ガブロ」は躓くようなリズムでひよこが戯れるか。スヴェン=アーケ・ユーハンソン「平等なものと不平等なもの」は2つの音の単純な繰り返しにノイズが混じる。シュテッフェン・シュライエルマッハー「クラヴィーアとクラヴィエーレ」はPf+テープで細かい音のアルペジオから徐々に破壊的な要素が加わり、最後はテープとプリペアドぽい音の交錯。面白い一枚。Hat Hut Records 888831585534 #nml