masaka says
ジョン・マストの「パッサカリア」を、クワトロ・マーニの演奏で。元は管弦楽曲の4手Pf版で、ジャズ風かと思うと無限軌道のように音が続いていく。フレッド・ラーダール「静かな音楽」は一定の流れでアルペジオが舞い音が紡がれる。アーリン・シエラ「危険と記憶について」は二人の奏者が即興的に対話するような。中間部は強迫的な反復音に支配される。アイヴズ「2台のピアノのための3つの四分音小品」はダリの絵のように音が溶けて流れる。マイケル・ドアティ「ラウンジ・リザーズ」は打2が加わり、作曲者がジャズピアノを弾いていた学生時代を回顧する4つの楽章。スティーヴン・ベックとスーザン・グレイスによるデュオの演奏。Bridge Records BCD9486 #nml