masaka says
アシュカン・ベーザディの「クレシタ・プラスティカ」を、アンドプレイの演奏で。Vn+Vaのデュオで、鋭く厳しい音が湧き上がって空間を所狭しと跳ね回り、ぶつかって消えてはまた現れる。クララ・イアンノッタ「リムン」もフラジオ、スルポン、グリッサンドの無重力空間だが、譜めくり担当の2人がハーモニカで加わるという仕掛けも。デイヴィッド・バード「ベジェ」は音を無造作に投げ出すかと思えば波のようなアルペジオあり掠れるフラジオあり。同「アポクリファ」は電子音も加え、宇宙空間で未知の物体が接近し何かが起こるような、と思ったら「惑星ソラリス」に触発されたという。New Focus Recordings FCR233 #nml