masaka says
マイヤ・ヒュンニネンの「吹き分け」を、カルッカイネンの演奏で。内部奏法(微分音調弦も?)を含むPfと鳥の声など自然系に至る電子音。Pfも間を生かしながら魅力的だが、電子音がよく調和して効果的。併録も全て作曲者による電子音/楽器を加えており、「夜が明ける時」は+Vnでスキャットのような効果から冷涼な夜明け前の空気。「オルランド断片」はSop+Fl+Cl+EHp+Pfでヘンリーッカ・タヴィのテキストでV.ウルフの小説に触発されたという。「恐怖からの自由」は+Obで、アウンサンスーチーのインタビューを「翻訳」したものという。昨日は不作だったが、これは良い。Ravello Records RR8021 #nml