masaka says
テッド・ハーンの「露出」を、アーガス四重奏団の演奏で。美しい思い出の断片のようなものが形になったかと思うと少し崩れて奇妙になりかかりまた元に戻る。そんなフリは止めたというようなギシギシした3楽章からやはり思い直して断片を取り上げては崩れかかる終楽章。「内緒の動き」はサイバーパンクなVc+打。「チャールズ・ミンガスの愛に」はかすれたダンスのような6声のVnを一人で演奏。「羽の問への答え」はナレーション入りSQ。「誰のものでも」は足踏みするVa独奏、「器」は掠れたVn+Vaそして最後にミュートされてほとんど音にならないPf。New Focus Recordings FCR241 #nml