masaka says
オクサナ・オメルチュクの「クォドリベ」を、アンサンブル・ムジークファブリクの演奏で。80年代MTVから微分音までの混合素材をブロツキーのテキストによる線に乗せるという。「ワウ・フラッター」は2Trb+アンサンブルでナンセンス・ジャズまがいから微弱な音楽未満まで。「ボヘミアの歌」はラ・ボエームからだそうだが、v.3はヴィオラ・ダモーレのピチカート等変則奏法のみで。「5つの間奏曲」はEBass+打、テルミン、オルゴール、旧式シンセによるさり気ない日常の再発見。「7つの序奏」はナンセンスと神妙なふりが交錯する単一楽章。騙されているようでもあり、額面通りでよさそうでもあり。Wergo WER6430-2 #nml