masaka says
ホルヘ・E・ロペスの室内交響曲第2番を、シュトックハンマー+コレギウム・ノヴム・チューリッヒの演奏で。第1楽章はVnがいきなり何かのパロディっぽい節回し、HrやPfがやや雄弁な導入部的、第2楽章はワルツや童謡のような親しい旋律になるはずが押しつぶされ、第3楽章はLargoながら時々打が炸裂しいろんな曲の断片的引用も。第4楽章はマーラー第1交響曲4楽章の全面的パロディで声楽まで入る。終楽章はホルストの火星そしてベートーベンSQ15を下敷きに声も入って崩れた音楽、そして突如謎の乱舞で終わる。全編これ諧謔。併録「戦闘行為/夢の行為」は雄叫びのようなものは時折あるが、混沌とした中で無秩序にいろんなパッセージが出入りする。NEOS11912 #nml