masaka says
菊池悦子の「空と水の間に吊るされた翼」を、グリメトルの演奏で。扉-星-海の3部構成で、トラックが1つなのではっきり分からないが、冒頭はすばしこいパッセージと様子見の静、「星」と思われる中間部はファンタジーが、内部奏法のグリッサンドからであろう「海」はペダルが多用されて広がりがある。「未来」は各楽器がうまく無理なく生かされ、斉奏のフォルテも煩くない。VcからVnに受け継がれる独奏部も味わいがある。「鬼火」も面白い曲でVcとアコーディオンが効果的に扱われるがサックスの音色が良くも悪くもはみ出している感じ。Austrian Gramophone AG0015 #nml