masaka says
葉小鋼の「バソン・クオ」を、ス・チャン+ファブリス・ピエール+レ・タン・モデルネの演奏で。チベットの湖を描いた一連の作品の一つ(ラムラ・クオもその仲間)で、古筝+5奏者による。全体的に動きが多くかなり波高しな感じ。中間部は少し凪ぐがまた忙しく動き始め、筝とHpの下降グリッサンドが繰り返される。併録「経幡」はPfトリオで、緩やかなやり取りから忙しい動きに進む。「12月の菊」はFl+Pf、「ナムクオ」はPf独奏(やはり湖)、「ハイビスカス」は室内オケ曲、「San Die」は尺八と琴のための曲をFl+古筝で。エキゾチックな音律のグリッサンドや走句が続くと、ややチープに響くきらいが無きにしもあらず。Delos DE3559 #nml