masaka says
ペンデレツキの「ソロモンの雅歌」を、カトレヴィッツ+カルロ・シマノフスキ国立フィル+合唱団の演奏で。もやもやした暗い混沌の中からキラキラした打楽器が浮かび上がり、合唱が言葉の矢を投げつける。力を増した混沌が騒がしくなると一撃によって文節され静まる。上昇するトーン・クラスターと下降グリッサンドを繰り返す声。など。併録「ストロフィ」は出世作で、ギリシャ語、ヘブライ語、ペルシャ語のテキスト朗読にSop、独奏Fl、Pf、打など10楽器が絡み合う。「母校~を讃えるカンタータ」大仰な導入部に始まり、静寂から湧き出てくる合唱、重なる管弦楽が2つの半音隣接基軸音中心に。Warner Classics 190295214401 #nml