masaka says
マウリシオ・パウリの「脱穀場」を、スケープゴート+パウリの演奏で。いろいろ叩いたり擦ったりするノイズのみが、日常の喧騒と機械室的な虚無が入り混じったようなねじれた空間を生む。最後は壊れてしまったあとの空白。サンティアゴ・ディエス=フィッシャーの「プラスチックの無秩序」もノイズ的電子音だが、息を吹き込んで絞り出されるうめき声的なくねりと無機質な壁のような不快音の交錯。壁に飲み込まれるというか壁自体もかすれて行き時々うめきが断片として。あまり面白くはない。New Focus Recordings FCR254 #nml