masaka says
エイノユハニ・ラウタヴァーラの「独奏チェロのためのソナタ」を、カティ・ライティネンの演奏で。端正な新古典派風の4楽章で、民謡素材なのか調性はないものの不思議な旋律感。併録の藤倉大「エターナル・エスケープ」はハーモニクスや指板叩きなどと軟体動物のような弾力のあるパッセージが入り乱れる。アンナ・クライン「その手を休めよ」は苦しげな重音からアルペジオへと移る暗い世界。ヨハン・ウーレン「暗い三部作」は特に3曲目「マキャベリアン」がいろいろ駆使していて面白い。arcantus Musikproduktion 4260412810123 #nml