masaka says
加藤典洋「敗戦後論」憲法の出自、天皇戦争責任からの「ねじれ」によって日本は改憲/護憲のような対立が人格の分裂として組み込まれ、身動きできない。後付で誤らない思想vs同時期だが誤りうる思想、「文学は、誤りうることの中に無限を見る。」そして語り口において「共同的なものとしてある死者との関係を公共的なものに変えること」が人格分裂の克服だと。20年以上遅れて読んだわけだが、まったくもって現在の問題