masaka says
クルターグの「ヨーゼフ・アッティラ断章」を、スーザン・ナルッキのSop独唱で。ハンガリーの著名な詩人のテキスト断片20ほどを無伴奏でさまざまな表情で歌う。作曲者によると、鳴り続けている2つのラジオのチャンネルを切り替え行き来するように表現するのだそうだ。併録は「3つの古い碑」「SKの思い出」「最愛の人のためのレクイエム」、さらに「ある小説からの情景」「7つの歌」「ある冬の夕暮れの想い出に」も。ブックレットPDFがあり、一茶の句は「蝸牛そろそろ登れ富士の山」だった。クルターグの同じ声楽作品が連続して驚くが、こちらのほうがややなめらかで、audite盤の方が切れ味はよいかな。聴き比べられるのはとても贅沢。Avie Records AV2408 #nml