masaka says
湯浅譲二の「プロジェクション・エセムプラスティク」を、NHK電子音楽スタジオの演奏で。正弦波を合成するのではなく、すべての周波数帯域が含まれるホワイト・ノイズから、フィルターを利用して彫刻のように音を取り出したり、テープ速度の変化で音程や音色を変えるという逆転の発想による作品。併録は8人の箏が幾何学っぽい管弦楽と対峙する「花鳥風月」、Fl+Pf+2Percの「インター・ポジ・プレイ・ション I」、Clの「ソリテュード」、2Flの「相即相入」。かなり古い録音だがそれもまた時代の記録。Naxos Japan NYNG-008 #nml