masaka says
ライヒャの「科学的四重奏曲」を、ライヒャ四重奏団の演奏で。20以上の弦楽四重奏曲を出版しながらほとんど忘れられている中、未出版でBnFに手稿がある1806年の曲が録音された。序奏付きアレグロ、メヌエット、フィナーレという“普通の”楽章の間に“科学的な”フーガを詰め込んだ12楽章、しかもモーツァルトやハイドンのパロディだったり5/8拍子だったり。おまけに全体の予告のような「パントマイム」まで付いている。各曲はそれぞれ見通しの良い作りで閃きを感じるようなものでもないが、演奏は悪くない。Brilliant BC95857 #nml