masaka says
ランド・スタイガーの「嘆きの霧」を、キヴィー・カーン=リップマンの演奏で。分厚いライブエレクトロニクスを用いて、独奏Vcの音が幾重にも変調され、重ねられる(テープやシンセサイザーは使われていない)。けっこう興味深いモチーフが書かれているように思うのだけれども、響きが過剰なため表層的な環境音楽に聞こえてしまう。Clの「サイクロン」、Flの「ビーコン」、Fgの「結合」、Fl+Pfの「水面の明かり」いずれも豊穣で過剰なエレクトロニック。Tundra TUN013 #nml