masaka says
昨日に続いてダルムシュタットの7枚組NEOS11630を聴き、アナーキーさにしびれる。7枚目は「拡張されたピアノ」だそうで、ローランド・カイン「量子」、ジャン=エティエンヌ・マリー「3つの小品」の破壊的微分音調律ピアノはそのはしりという位置づけか(いずれも1958年)。パスカル・クリトン「タイムス」は(たぶん3段鍵盤の)四分音ピアノでさらに金属音的なテープも重ねて異次元の響き(1989年)。シモン・ステーン=アナセン「再レンダリング」はアシスタント二人が両側に陣取って特殊音を重ねるんだと(2004年)。ブックレットPDFが提供されていないので、簡単でも各曲を紹介してくれているページはありがたい ダルムシュタット夏季現代音楽講習会のピアノ曲集『 Darmstadt Aural Documents B...