masaka says
サーリアホの「真実の炎」を、フィンリー+リントゥ+フィンランド放送響の演奏で。バリトン独唱と管弦楽のための6章で、テンポや楽器法の違いはあるがどれも暗く鬱とした色調で、支えがないというか溶けて崩れていくよう。テキストはエマーソン、ヒーニー、ダルウィーシュ、などから採られているが、これらを選ぶ前に作曲が進んでいたという。「冬の空」は大管弦楽曲「オリオン」の第2楽章を通常編成に書き直したもの。「トランス」は2016年のサントリーホール委嘱作品(共同委嘱)でもあるハープ協奏曲。Ondine ODE1309-2 #nml