masaka says
ブリス・ポゼの「涙の理論:ぬかるみ」を、アンサンブル・アルターナンスの演奏で。プリペアしたピアノにスルポンやコル・レーニョを駆使するVa、Vcとやはり特殊奏法のClが断片的な冷たいつぶやきを発し、ときに絡まり合うけれどもまたばらばらになる。「エウリディーチェ」はほとんどFl独奏のモノローグながら最後にVn、Va、Vcが遠慮がちに崩れた和声のようなものを加える。「激変II」はチェンバロをバックにローザ・ルクセンブルグの詩の断片とカイロのタハリール広場の旗に書かれていた落書き?を延々と呟くという妙なメッセージ。Stradivarius STR37121 #nml