masaka says
クルターグの「ピリンスキーの詩による4つの歌」を、デ・レーウ+カンプ+ASKO=シェーンベルク・アンサンブルの演奏で。単音を繰り返すだけだったり嘆き節だったりするバス独唱にVn+Cbとかツィンバロンとか変わった編成も加味したアンサンブルが呼応する。併録はSop独唱+より色彩的な合奏の「4つのカプリッチョ」、月に憑かれたピエロを思わせる「R.V. トルソワ女史のメッセージ」、ベケットによる「なんと言うか」、合唱も加わるルーマニアの歌「コリンダ・バラー ド」、作品27の2つの協奏曲、ギターに始まる「シュタインの墓」など、歌ものを中心に約40年間の創作をたどった3枚組。独自、多彩、圧巻。ECM Records 00028948128877 #nml