masaka says
ホラチウ・ラドゥレスクのピアノ協奏曲「探求」を、シュトゥーマー+ツァグロセク+フランクフルト放送響の演奏で。冒頭から(自然倍音による)壊れた楽器のような和音が響き、名人芸が披露されるわけでもなく、破天荒な脱力音楽が続いていく。第3楽章には民謡風旋律も出てくるが、こんなのありですかという破壊的面白さ。併録のピアノ・ソナタ1~6番も、変則調律こそないものの放縦かつある種の美しさも備え、それぞれ充実。NEOS11805-07 #nml