masaka says
グバイドゥーリナの「太陽の賛歌」を、ニコラ・アルトシュテットほかの演奏で。Vc独奏に合唱、打楽器、Celという変わった編成で、広い音域を自由にグリッサンドしながら行き来する独奏の呼びかけに歌が応えるレスポンソリウムのような形。第3楽章ではC線の調律をどんどん下げて行って生命の始原のようになところで超高音域の断片が聞こえてくる。最後は魂が飛んでいくように。併録「オルフェウスの竪琴」は、2音の差分で鳴る低音の関係から音列を導いたということらしいがよく分からない。上昇する力と下降する力のさまざまな対比。最後の方は入り混じってうるさくなる。ECM Records 00028947646624 #nml