masaka says
石田英敬×東浩紀の『新記号論』は膨大な知見が分かりやすい語りで整理されていて大変面白く読んだ。「すべての人間は、同じ文字を読み書きしている」という話とか、フロイトとスピノザの読み直しとか。補論では、ウェブでのモノの体系は、ラング的記号システムではなく「情報オントロジー」に置き換えられているとか、あらゆるものがデータ化されることを「すべてのモノはいまでは<ある種の本>となって…この普遍図書館のどこかに配架されるようになった」とか