masaka says
ジョン・リベラトーレの「木の芽、名もない草」を、ミヴォス四重奏団の演奏で。朝の静かな空気のような流れに時折り鋭いノイズが混じり、軽快に動き始めたかと思うとまた停滞する。最後は旋律が生まれるがこれもノイズでボキッと折られる。そして風に吹かれて舞い上がるかのように慌ただしく締めくくる。「ざわつく風」はFl+Guit、「折れて辿られる線」はSop Sax+打という珍しい組み合わせ。「彼らが留まっていたなら」は歌+グラスハーモニカ。どれも響きだけが表面を漂っているような曲だけれど、それはそれでよい。Albany TROY1736 #nml