masaka says
ゲオルク・ハースの弦楽四重奏曲第2番を、カイロス四重奏団の演奏で。自然倍音的な微分音の重なりを、衝撃音としてではなくたっぷり響かせたり、逆に衝撃的破裂のあとグリッサンドで落下したり浮遊したり。高められた緊張は徐々に弛緩して鏡のような協和音の世界に。最後に少し歪み、グリッサンドして消えていく。併録第1番は、わずかにずれたり重なったりする高音域での弱音反復が少しずつ変化して行き、後半には中低音でのグリッサンド応答が成長する。Edition Zeitklang EZ-19017 #nml