masaka says
トイヴォ・トゥレヴの「とても優しく」を、プトニンシュ+ラトビア放送合唱団の演奏で。ダンテの『新生』からとったテキストを、微分音を含む何とも不思議な旋法と透明ながら微妙に歪む和声で歌うア・カペラ曲。併録「マニフィカト」は、金属系打楽器と弦楽合奏を伴う2Sop独唱+合唱で、やはり神秘的ながらあちこちに不協和な素材が埋め込まれて単純におめでたくはない。ぼんやり聴くとペルトの亜流のようなのだけれど、実はなかなか。打楽器ソロの「レガティッシモ」も収められている。Naxos 8.573735 #nml