masaka says
リームの「猟区」を、ケント・ナガノ+デュピュイ+ベルリン・ドイツ響の演奏で。ボート・シュトラウスの戯曲『終合唱』の最終場面に基づく、女性が動物園のイヌワシを解き放し、それと何かしらの関係性を持とうとするモノドラマ。音楽はその欲望や暴力性、また茫然自失といった変化を精緻に、時に激しく描く。シェーンベルクからベルク、R.シュトラウス、さらに第九にまで及ぶ参照があるという。併録バンテュスの組曲「星の王子様」は同響のファミリー・コンサートのために書かれた柔らかく軽やかな曲。Capriccio C5337 #nml