masaka says
マリオ・ラビスタの「旅行記」を、エドガルド・エスピノーザの演奏で。ハーモニクスの分散和音で構成される透き通った儚い音空間。CDはメキシコ現代チェロ曲集で、マルセラ・ロドリゲス「ルンブレ I」、ゴンサロ・マシアス「出発」、アナ・ララ「コアイア」、マリア・グラニージョ「モノローゴ」ほか。基底音をトレモロで刻みつつ別の弦に跳躍するとか、ハーモニクスとスルポンを混ぜたりとか、一部サンプリング音を加えたりとか、開放弦相当とそのハーモニクスの単純な長音をゆらしたり分解したりとか、構造的で比較的単純な音型に多彩な響きを与える。Urtext JBCC277 #nml