masaka says
シュトックハウゼンの「ピアノ曲I-XI」を、ザビーネ・リープナーの演奏で。19あるピアノ曲連作のうち1952~1961年に書かれたもので、I–IV、V–X、XIがそれぞれグループになる。群(Gruppen)によるトータルセリエということだが、曲ごとにさまざまで、IXの冒頭の暴力的な連打、Xのきらめくグリッサンド、XIの不確定性など多彩。しかしリープナーはXを45分近くかけ間をたっぷりとって弾いており、現代最高峰の難曲というイメージとはかなり違う。Wergo WER7341-2 #nml