masaka says
アドリアーナ・ヘルツキーの「影のバラ」を、ルッツ+アンサンブルEXVOCO+簡文彬の演奏で。Sop+Perc+Tp+Cl+Vn+Vcに琴+アコーディオン+Pf(さらに各人ハーモニカ)という編成で、北米インディアンのテキスト断片を用いた9つのバレエ曲。タイトルはシェイクスピアのソネット第67番の《本物の美があるのになぜ偽物(絵に描いたバラ)を真似るのか》という一節からということで、音自体がそういう主張を鋭く演じてみせる。併録「メッセージ」は同アンサンブル+MS+Br+語りで、さまざまな演劇的声に導かれる音物語。どれも張り詰めて尖った表現。Neuklang Records NCD-4183 #nml