masaka says
ジョシュア・ファインバーグの「ラ・クィンティナ」を、アルディッティ弦楽四重奏団ほかの演奏で。サルディーニャのカステルサルド会での聖週間礼拝に伝わる、男声4人が肩を寄せ合い密に歌うことで高域倍音から五度の音Quintinaが聞こえる=マリアの顕現=という不思議な現象をメタファとして、密集するSQと電子音で表現するという曲。キメラみたいな何かが超常的な信号を発しながらゆっくり移動するような。併録は室内アンサンブルによる「深淵」「見出されたもの」、アコーディオンの「他のことに煩わされる如く」、いずれも倍音強調などの加工が施される非現実空間「音のフィクション」。Metier MSV28564 #nml