高度プロフェッショナル制度ほかが参院でも可決成立したらしい。これについては虚しくて放置状態だったが、振り返ってメモしておく。柔軟な労働制度という趣旨はともかく、進め方が関連8法案の一括成立ありきで、法案の根拠となる調査が杜撰で全くでたらめだったり質疑の後で辻褄合わせの聞き取りをしていたりと、いい加減さが甚だしかった。6/10の毎日で中西寛が言及していた「うそ、大うそ、統計」lies, damned lies, and statisticsの、統計で嘘をつく典型。それをまともな答弁がほとんどないまま強引に押し通したばかりか、参院野党第一党の国民民主が最後の委員会審議で与党に迎合するというおまけまで付いた。なぜ一般市民はここまで舐められるのか