masaka says
ポーラ・マシューセンの「古い火が古い建物をとらえる」を、ロードバングの演奏で。Tp、Trb、BClそれにBar、そしてそれらを録音して変調したような音がA音を中心に微妙に絡みながら、何かを思い出すような民謡風の旋律が現れ、歪んでいく。タイトルはバロウズのエッセイの一文から。併録テイラー・ブルックの「ウァリコンの歌2」はアメリカの古民謡らしい旋律に管楽器が反応してなぞる。ウォルシュレーガーの「世界とは何か」はベケットのテキストを、半音ずつ上昇する音の断片で構成してみたり。いろいろへんてこな音のお遊戯。New Focus Recordings FCR201 #nml