masaka says
ノルドグレンの弦楽四重奏曲第3番を、コッコラ四重奏団の演奏で。二度の上下で揺れ動くモチーフに民謡的にも思える無調のモチーフが重なり、バルトーク・ピチカートを多用した激しい部分から濃密な絡み合いまで、言いたいことが溢れてくる単一楽章。併録「曖昧な表現」はカンテレ+SQという異質な組み合わせだがあまり消化されていない感じ。チェロ・ソナタは野心的な3つの楽章の後に穏やかでアルカイックな終楽章が置かれる。弦楽五重奏はもやもやとした霧の中から湧き上がるような第1楽章の後、なぜか全く無音の第2楽章(NMLやらかしたな)。Alba ABCD421 #nml