masaka says
オリックス時代のイチローは結構すきだったのに、海外に行ってからどうも複雑なのは、思い起こしてみると、新聞で「マリナーズのイチローは1安打」などと毎日報じられて、そんな内容のない結果だけより日本で頑張っている選手をきちんとフォローしろよと感じていたことが元になっている気がする。蓮實重彦が批判する「スポーツ・ジャーナリズムのバブル」の一種だったろう。蓮實bot曰くイチローは「スポーツがまぎれもない文化であることを承知しており、それを野蛮な獰猛さによって超えるのではなく、あくまで文化をより繊細化することによって超えようとする」(出典不明)そうなので、凡庸な記者も大衆も相手にされない。そのあたりを巡る毀誉褒貶も含めて「イチロー現象」はすきではない