masaka says
秦文琛の「彼岸からのこだま」を、ラプル+ジ・ウェイ+ウィーン放送響の演奏で。中央アジアの民謡からとられた4音モチーフを核に、古筝と管弦楽がエキゾチックな空間を創る。民族楽器の独奏を切り離されたカデンツァにするのではなくて、オーケストラがそれに寄り添うような音響が面白い。併録「空を横切って」は琵琶と管弦楽、「孤独な歌」は42の弦楽器でそれぞれユニーク。「自然の対話」はさまざまな自然音のテープと管弦楽でちょっと硬質。Kairos 0015032KAI #nml