masaka says
ペーター・ルジツカの弦楽四重奏曲第3番を、アルディッティ弦楽四重奏団の演奏で。「消失の彼方へ」と題されて、微かな音が徐々に広がり中間部では跳ねたり飛んだりするのだけれどまた消えてしまう。最後にマーラー9番の終結部が引用されて、印象がほとんどこれに引っ張られる。併録第1番ではベートーベン、第2番ではマーラー10番と、前衛の鋭さの中にはっきりした引用を含めたりして過去と現在を結ぶというか。第4番ではヴァレリーやアドルノの朗読も。ECM Records 00028946513927 #nml